~防犯について~
●戸締り、施錠の確認
上階のベランダ面でも無施錠は大変危険です。最上階では屋上から伝い降りる事ができます。一つの住戸に侵入できればベランダを伝って隣や下に移動できるため、全戸のベランダへ侵入することが可能です。
空き巣被害は玄関錠のピッキングよりも、施錠されていない個所からの侵入によるものが最も多く発生しています。
単身用物件では車の有無により、在宅状況が簡単に判断されてしまいますので確実に施錠する習慣を身につけましょう。
●オートロックを過信しない
オートロックを防犯装置と考えないでください。犯罪や侵入の抑止力にはなりますが、多少の知識があれば開錠することは難しくありません。
後連れ、入れ違いには無力です。建物の外やエントランスで電話をしているフリをしながら待ち伏せし、入居者の出入りを狙う手口などがあります。
●合鍵、鍵の紛失への用心
鍵は刻印された番号から複製を作ることが可能です。
鍵を何処に落としたのかわからない場合、落としたのでは無く盗まれたのかも知れません。
紛失、盗難などで他人に番号を読み取られた可能性がある場合は、万一を考えシリンダーの交換をしましょう。
オートロックに連動したシリンダーは注文から納品までに1ヵ月以上かかる場合もありますが、その間の暫定対応も行っております。
2021年1月現在、シリンダー交換費用は税込19,800円です。
●簡単にできる対策
留守でもそれを悟られないようにする事が一番の空巣対策です。
・ポストに投函された配達物やチラシはこまめに回収しましょう。
・洗濯物の干しっぱなしは留守を教えているようなものです。帰宅が遅くなる場合は室内干しにしましょう。
・室内の明かりは在宅をアピールできます。タイマー機能付きのコンセントは2,000円以下で購入可能のためデスクスタンドを点灯させるだけでも有効です。テレビやラジオなど音の出るものとの併用は更に効果的です。
●空巣被害をうけてしまったら
直ちに110番をしてください。キャッシュカードや通帳が盗まれている場合、銀行やカード会社にすぐ停止連絡をしてください。また、保険申請のために状況写真などを撮っておくことをお勧めします。
~災害について~
●災害発生時に備えてお住まいの地域の情報を事前に確認ください。
●地震対策の必要性は理解しながらも、賃貸だからできないとあきらめていませんか、ネジや釘を使わなくてもつっぱり棒(ポール)で家具を固定したり、家具や家電の下に入れて使うストッパーや耐震マットでも転倒を防止できます。キャビネットストッパーで扉が不用意に開かないようにすることも可能です。地震はいつやってくるかわかりません。些細な工夫やひと手間が、地震の際に命を守ることにつながります。
●地震その他の自然災害により、契約物件が破損し修繕が必要となった場合には優先順を判断し迅速に解決できるよう努力をいたしますが、地域全体での被害が大きいほど工事を要する修繕の手配は困難な状況であると考えられます。
その度合いにより建物の大修繕を必要とする被害では、その時点で契約が終了となります。
修繕を行う場合では一時的な立退きが必要となる可能性もありますが、その場合の宿泊費用などはご入居者様の負担となりますのでご了承下さい。もちろんその期間の家賃の支払いの必要はございません。
また、災害によってケガをされたり、ご所有の家財が壊れても損害の補償はいたしませんので、災害に備えご加入済の火災保険の内容もご確認ください。